山北町の県天然記念物の大理石(だいりせき)と菫青石(きんせいせき)



菫青石、ベスブ石、大理石の標本は平塚博物館にも展示されています。
神奈川県立生命の星(地球博物館)で展示されているものに比べて  
スケールは小さいですが、興味ある質の良い各種鉱物が展示されていて
何度行っても飽きることがありません。希少なプロムビエル石、クロム
透輝石、黄鉄鉱、各種沸石、マンガン赤鉄鉱、ブラウン鉱なども身近で
眺められます。また隕石も各種展示されていて鉄隕石は直に手で触れる
ことが出来ます。場所は平塚市役所の裏手です。          

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ベスブ石標本
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大理石標本
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沸石標本
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菫青石標本
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菫青石標本
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以下には丹沢湖上流の白石沢とザレの沢にある大理石と菫青石探しの様子
を写真付きで解説しています。場所も判りにくいので参考にして戴けると
良いと思います。                         

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標識
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白石沢
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白石峠
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大理石
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大理石
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白石沢
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白石沢
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ザレの沢堰堤
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ザレの沢
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ザレの沢
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ザレの沢
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菫青石(きんせいせき)
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菫青石
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菫青石
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菫青石
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粒が1cm大の菫青石
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菫青石
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菫青石
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菫青石
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菫青石
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kinsei_map1.jpg 2008年3月第二週の土曜日は丹沢湖上流の白石沢とザレの沢に
天然記念物の大理石(だいりせき)と菫青石(きんせいせき)を探しに
行って来ました。これでこの付近に出かけるのは今年3回目となります。
今回は白石沢を遡って山梨県境の白石峠まで足を延ばしました。
白石峠まであと0.4Kmという標識からの雪が残る急な渓谷の登攀
が最難関でした。まだこの付近は靴が埋まるほどの積雪が残って
いますが、実はここが大理石の大産地です。雪の隙間を良く見ると
大理石の大石がごろごろしています。春山登山の人に数名会い
ましたが皆ストック持参で大型リュックザック、頑丈な登山靴、場合
によってはアイゼンという出で立ちです。流石に普通のズックにナップ
ザックという軽装は我々以外には一人もいません。ここでは大型の
大理石を普通に沢山見ることが出来ます。帰りの時はあまりに危険
な大理石の渓谷での下山は断念して藪の崖を大回りして下りました。
雪のある冬季での大理石探索行はかなり危険が伴いますので、
5月以降の現地行をお勧めします。                 
白石沢から一旦、白石沢とザレの沢の分岐点まで下山して改めて
ザレの沢への登山開始です。20〜30分ほど大石がごろごろして
いる沢の左側を登るとそこにはフィールドでは初めて見る大きな
菫青石(きんせいせき)がいくつもころがっていました。まるで宝石を
発見したような喜びです。                         
何しろ西丹沢自然教室の指導員でさえもフィールドでは見たことが
無いと先日聞いたばかりです。今日は本当に幸運な一日です。最大
の石は幅60cm、奥行きも50cmほどの立派なものです。そのほか
にも40cm大くらいで菫青石(きんせいせき)の特徴であるイボの大きさ
が1cmほどもある立派な石など都合5〜6個も見つける事が出来まし
た。その付近には大理石もかなり転がっていて本当に貴重な産地です。
しかし、この一帯ではそこにいた僅かな間にも周囲ではあちこちで石が
崩落する音が絶えない程の巨岩の崩落地帯です。おそらく毎年渓谷
の形状が変わっているものと思われます。来年行ったらきっと今回
見つけた菫青石(きんせいせき)はどこかに埋もれているか崩落し
続ける石で押し流されているように思えます。決して安全とは言い切
れない場所なのでともかくここにいる間はかなり緊張します。もしも
行きたいという方は十分に注意して訪れて下さい。         
  関東大震災で山塊が崩落して出来た沢だということなので大震災
クラスの地震があった場合には覚悟が必要かもしれません。

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菫青石(08/12/23)
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菫青石(08/12/23)
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菫青石(08/12/23)
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菫青石(08/12/23)
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菫青石(08/12/23)
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<道順>
公共の交通機関で行く場合は、小田急線「新松田駅」から富士急
バス「西丹沢自然教室」行き「箒沢」下車。ここから徒歩となります
が登り坂で6Kmほどの距離がありますので大変です。車の場合
は国道246号線を山北「清水橋」右折、丹沢湖方面へ神奈川県道
76号線(箒沢隧道)を直進、中川温泉から約3Kmで箒杉公園を
左に見ながら更に4Kmほど直進した行き止まりが犬越路分岐点
で現在車はこれ以上進めません。ここの駐車スペースは数台で
すが上手に停めて下さい。ここから白石の滝(左)方面に2Km程
が目指す白石沢、ザレの沢のある場所です。


<関連HP>
『かながわの名木100選』
『山北町のHP;箒スギ』
『神奈川県丹沢・ザレの沢のいぼ石(菫青石)』
『神奈川県丹沢・白石沢のベスブ石』