町指定天然記念物の頼朝(よりとも)さくら



頼朝さくらyoritomo1_thumb.jpg
町指定天然記念物の頼朝(よりとも)さくらは大野山ハイキング
コース中腹の山北町都夫良野(つぶらの)の野背開戸にあります。
樹高約11.6m、根廻り約2.4mを有し、推定樹齢は約80年とされています。
元樹は明治14年の台風によって倒潰したと伝えられており、現在の木は
再度の蘗(ひこばえ)が成長したものです。天保年間徳川幕府編さんによ
る『新編相模国風土記稿』に挿絵とともに載っており、古来よりこの桜付近
は桜平と呼ばれています。昭和61年8月1日に町の天然記念物に指定
されました。

※蘗(ひこばえ)とは、 伐った草木の根株から出た芽のことを指します。

頼朝さくらは、御殿場線谷峨駅から大野山へのハイキングコースの途中
に位置しており、大野山へ登る際に立ち寄るのも良いでしょう。また、か
ながわの古道50選「奥山家古道の都夫良野付近」の道沿いにあります。
近在の九つの村(皆瀬川、都夫良野、湯触、川西、山市場、神縄、玄倉、
世附、中川)の産業、交易、生活に直結する道でした。沿道には庚申塔、
馬頭観音、道祖神が見られます。文政年間に再建された都夫良野の地
蔵堂やこの町指定天然記念物の都夫良野の頼朝桜などが残されてい
ます。付近には最新のお手洗い兼休憩所が備え付けられています。

<交通期間>
公共機関を利用して出掛ける場合は御殿場線谷峨駅下車徒歩約1時間
ほどです。車で行く場合には東京方面から国道246号線「新鞠子橋」を右折。
県道727号「川西線」に入り、高速道路高架下を通過する手前の右側の
坂道を進む。しばらく坂を登り、T字路を左折。そこから約3分で到着。

<関連HP>
『神奈川県オフィシャルサイト かながわ景観データベース』
『山北町のHP;箒スギ』